ゆうだい21について

「大ぶりの米粒」「うま味が強く、バランスよし」「粘りともちもち食感」

ゆうだい21は、その大粒で美しい米粒が特徴です。粒の厚みがやや薄く、口に入れた際にはその大きさと長さから「大粒」という印象を強く受け、満足感が得られます。噛むほどに広がる深い甘みと強い粘り、弾力がゆうだい21の魅力であり、品評会でも高く評価されています。

ゆうだい21は「うま味が強く、バランスが良い」「噛むほどに甘みを感じられる」といった評価を受け、生産者やお客様からも「食味が良く美味しい」と喜ばれています。炊飯直後の粘りは、コシヒカリの5.5倍、特に粘りがあると言われているミルキークイーンの3.4倍もあります。さらに、冷めてから6時間経過しても硬さが変わらないというデータがあり、おにぎりやお弁当など冷めた状態で食べるお米にも最適です。

また、新米だけでなく、古米でも粘りの低下は3割未満であり（30℃で6か月貯蔵という過酷な条件での実験結果）、同じ条件で保管したコシヒカリやミルキークイーンの古米よりも3倍以上の粘りを保持しています。このように、ゆうだい21はその美しさと味わい、品質の高さから、多くの人々に愛され続けています。

合鴨ちゃん達

農薬、化学肥料を使用せず育てる至高のお米「京の極」。
昨年までは、あいがもを田に放し、田を泳がせ、水をかく拌させ、にごらせて、雑草の発芽を抑制する。そして、あいがもの排泄物を肥料にする、という農法で育てておりました。

しかし、3年連続で、キツネやイタチにやられて全滅。
鳥が大好きで始めたあいがも農法。
涙を流しながら鴨の亡骸を拾うという心が張り裂けそうな思いを経験しました。
「元年は作付けはやめよう…」

そう思っていた時に、水田除草機に出会いました。
まだ未発表の機械ですが、モニターとして使わせていただくことになり、元年はその除草機がカモの代わりに頑張りました。
これで農薬、化学肥料不使用の有機JAS認定のお米を作ることができました。

従来通り施肥しないので、余分な窒素分が田に入らないため、お米の食味が上がります。
その反面、施肥しないので収量は大きく下がります。
慣行農法の、50～70％ほどの収量しかないため、どうしても割高になってしまうという難点があります。
平成28年、日本穀物検定協会の食味検査にて、見事「特A」の評価を、
平成29年度、京のプレミアム米コンテストでは金賞を受賞いたしました。

自慢の田んぼです

「京のきせき」は一般的なお米の生産方法である「慣行農法」によって育てたお米です。各都道府県や地域が定める基準（慣行レベル）に従って、農薬や化学肥料の使用を適切に管理しながら栽培されます。

苗は育苗農家さんに直接お願いして、薬品処理も何もしない方法で育苗してもらっています。
使用する農薬は、育苗箱に殺虫剤を一回、、田植え時に除草剤を一回それぞれ散布します。
特別栽培用肥料は、田植えと同時に一回施します。

私は平成25年から、実験的に「鉄コーティング直播農法」を20aの田ではじめました。
この地域は中山間地で一軒の農家の耕作面積は10a～30a、自家消費分と親類、縁者に販売するだけの量しかとれません。
作れば作る程、赤字が増えるというのが現状です。（通常の大規模農家さんですと、この100倍から200倍の広さで作っています。）
そこで、負担になっている育苗、田植えを省力化し、少しでもコストを下げて、みなさまの食卓にのぼりやすいようにとの願いを込めて取り組みます。
この方式は、後々、無農薬、無施肥のお米「京の極」にも取り入れていくことを考えています。