氷温熟成について

収穫→氷温熟成→出荷

「氷温」とは、0℃以下でも凍らずに食品が生き続ける温度域のことです

0℃からこの氷結点までの未凍結温度領域を「氷温域」といい、この「氷温域」で食品の貯蔵や加工などを行うことで、安全・安心、健康、自然のおいしさを兼ねそなえた食品が造られます。

特に、氷温下では、みずみずしさ、しっとり感、なめらかさ、まろやかさが向上するといった「氷温うるおい効果」がみられます。この「氷温うるおい効果」によってお米の甘さが増す、新米の鮮度が長続きするお米が生まれます。

「京の極」は氷温熟成を採用し、より甘く、鮮度の高いお米として、皆さまに自信を持ってお届けできる至高の一品となっております。
是非一度ご賞味ください。

合鴨ちゃん達

農薬、化学肥料を使用せず育てる至高のお米「京の極」。
昨年までは、あいがもを田に放し、田を泳がせ、水をかく拌させ、にごらせて、雑草の発芽を抑制する。そして、あいがもの排泄物を肥料にする、という農法で育てておりました。

しかし、3年連続で、キツネやイタチにやられて全滅。
鳥が大好きで始めたあいがも農法。
涙を流しながら鴨の亡骸を拾うという心が張り裂けそうな思いを経験しました。
「元年は作付けはやめよう…」

そう思っていた時に、水田除草機に出会いました。
まだ未発表の機械ですが、モニターとして使わせていただくことになり、元年はその除草機がカモの代わりに頑張りました。
これで農薬、化学肥料不使用の有機JAS認定のお米を作ることができました。

従来通り施肥しないので、余分な窒素分が田に入らないため、お米の食味が上がります。
その反面、施肥しないので収量は大きく下がります。
慣行農法の、50～70％ほどの収量しかないため、どうしても割高になってしまうという難点があります。
平成28年、日本穀物検定協会の食味検査にて、見事「特A」の評価を、
平成29年度、京のプレミアム米コンテストでは金賞を受賞いたしました。